旅行・国内旅行で知っておきたいこと
旅行の種類1
自分の希望に応じて旅行会社が手配をしてくれる方法や、パッケージツアーに参加する方法など、旅行の参加方法はいろいろあります。では、実際にどんなものがあるのかここでは特徴や種類についてご紹介します。
その名の通り、ホテルと鉄道や飛行機などの移動手段があらかじめセットされている旅行です。しかし、一口にパッケージツアーといっても、いろいろな種類があります。それぞれの特徴を知り、自分の希望に最も合ったタイプを選びましょう。
また、パッケ－ジツアーは申込者と旅行会社との契約となります。パンフレットは自分の申し込む旅行がどのような内容で契約するのかを示した条件書の一つなので、しっかり読むようにしましょう。
パンフレットには利用ホテルや旅行代金はもちろん、旅行会社の責任範囲が示してあります。その一方で旅行契約を解除するにあたって申込者が取消料を請求される場合や取消料なしに解除できる条件も示されています。
ツア－パンフレットには、はじめて目にする人にとっては見慣れない旅行の用語がたくさん出て来ます。
それらの言葉の意味や、ツアーで知っておきたいポイントなどについてご紹介します。
出発日によって異なる旅行代金
同じ内容の旅行でも、その値段は出発の時期によって違ってきます。最も高くなるのはゴールデンウィークやお盆、年末年始の時期で、これらは繁忙期と呼ばれています。ツアーパンフレットには「旅行代金カレンダー」というものがついていて、それぞれの出発日ごとに料金が細かく設定されています。
予約成立には申込金が必要
ツアーの予約を確定するには、代金の一部を申し込み金として支払わなければならない必要があります。
国内旅行の場合は旅行代金の20％以上、となります。この申し込み金と申し込み書を旅行会社が受け取った時点で、正式にツアーの契約が成立します。
取り消し料（キャンセル料）がかかる時期は？
申し込み金を払ってからそのツアーへの参加を取り消す場合、国内旅行は出発日の20日前から、キャンセル料がかかります。夏休み期間、年末年始のピーク時については、出発日の40日前からキャンセル料が発生します。キャンセル料は出発日が近づくほど高額になり、当日にキャンセルした場合は、半額を請求されます。
健康管理や現地事情をきちんと考えたうえで、旅行計画をたてるようにしましょう。
出発空港から添乗員（ツア－コンダクタ－、ツア－エスコ－トとも言います）がついていき、食事や市内観光もセットされているツアーです。複数の場所を周遊する場合がほとんどとなっています。自分で旅行の計画を立てる煩わしさがなく、効率よく観光ポイントを回れることがメリットと言えます。
ぎっしり予定が詰まったツアーは盛りだくさんで一見魅力的ですが、疲れるものです。あまり欲張らず、日程がゆったりしたツアーを選ぶことをおすすめします。
ツアー中は市内観光や食事などを通じて、申し込み同士が接する機会も必然的に多くなります。旅行を存分に楽しみたいという思いは皆同じです。同じツアーメンバーとして、気持ちよく旅ができるよう、お互いに気を配りたいものです。
近年人気が高まっているのがこのタイプのツアーです。航空券とホテル、空港～ホテル間の送迎の組み合わせが基本で、市内観光が付く場合もあります。自由時間が多いので気ままに旅を楽しめるのが特徴です。国内では沖縄や北海道のツアーで多く見られるようです。
添乗員がいないので、日本の空港から飛行機への搭乗、降りてからの手続きはすべてツアー申込者自身で行うことになります。この場合、航空会社が最初から指定されているツアーを選んだ方が安心です。
パッケージツアーでは自分の希望通りの旅が見つからない場合、「受注型企画旅行」という方法があります。
旅行会社に具体的なスケジュール作り、航空券やホテルの手配をまとめて依頼する方法です。
きめ細かい部分まで手配が可能なこと、自分のペースに合わせて計画が組む事が出来ます。パッケージツアーを既製品とすれば、受注型企画旅行はオーダーメイドの旅行と言えます。面倒な計画は旅行会社にまかせ、自分だけのオリジナルな旅行を実現できるのがメリットです。基本的に現地係員やガイドはつきませんが、希望があれば手配することも可能です。
この受注型企画旅行の場合、航空券やホテルなどの実費に加え、企画に関する取扱料金がかかるようです。
料金は旅行会社によって違うので、最初に相談する時におよその目安を尋ねておくとよいでしょう。
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最終更新日:2022/12/26